結論:給水ポンプの「揚程(ようてい)」は、ポンプ運転によって生じるヘッドの総称です。初めて学ぶときは、ポンプが水をくみ上げられる高さという説明から意味をつかむとよいでしょう。
この記事で分かること
- 揚程の基本的な意味
- 揚程と圧力の基本的な関係
- 揚程と吐出し量を混同しない考え方
ポンプの用語は、漢字だけを見ると難しく感じるかもしれません。まずは用語の意味を短く整理し、問題文を落ち着いて読めるようにしましょう。(一次資料)
揚程はポンプが生じさせる「ヘッド」の総称
テラル株式会社の用語説明では、揚程は「ポンプ運転によって生じるヘッドの総称」とされています。また、揚程は「ポンプが水をくみ上げられる高さ」とも説明されています。初学者は、この説明を用語理解の入口にするとよいでしょう。テラル株式会社「【用語】揚程(ようてい) head」
揚程を建物の実際の高さだけを表す言葉と決めつけないことが大切です。具体的な計画や施工に関わる判断は、設計図書および使用製品の最新施工要領書で確認してください。
学習の要点
- 揚程は、ポンプ運転によって生じるヘッドの総称
- 「ポンプが水をくみ上げられる高さ」という説明で基本の意味をつかむ
- 実際の判断は、設計図書および使用製品の最新施工要領書で確認する

圧力とはどうつながる?
揚程と圧力は別の表し方です。テラル株式会社のFAQでは、質問「揚程10mは何MPaですか?」に対して、約0.1MPa(約100kPa)と示されています。ここでは、この対応関係を知ることまでにとどめます。テラル株式会社「揚程10mは何MPaですか?」
確認ポイント
揚程10mは約0.1MPa(約100kPa)と示されています。出典:テラル株式会社FAQ
この数値を使った換算計算や、ポンプ選定・施工判断は本記事では扱いません。必要な場合は、設計図書および使用製品の最新施工要領書で確認してください。
吐出し量とは同じではない
揚程と吐出し量は、同じ意味ではありません。テラル株式会社は揚程曲線を、「吐出し量と全揚程との関係を示す曲線」と説明しています。性能曲線では、吐出し量と全揚程は別の項目として示されます。テラル株式会社「【用語】揚程曲線(ようていきょくせん) head curve」
- 吐出し量と全揚程は、性能曲線では別の項目として示される
- 問題文では、何について問われているかを区別して読む
自作の確認問題で整理しよう
確認問題:ポンプ運転によって生じるヘッドの総称を何といいますか。(一次資料)
答え:揚程です。用語説明の「ポンプが水をくみ上げられる高さ」という表現も、意味を思い出す手がかりになります。出典:テラル株式会社FAQ
JCTCは、令和8年度2級管工事施工管理技術検定「第一次検定(前期)」の項目を試験問題・正答肢の公開ページに掲載しています。一般財団法人 全国建設研修センター「試験問題/正答肢」 ただし、本記事では揚程の年度別出題実績や問題番号を確認していません。この確認問題は、用語理解のために作成したものです。
よくある質問
Q1. 揚程は建物の高さだけを指しますか?
揚程は、ポンプ運転によって生じるヘッドの総称です。建物の高さだけを指すと決めつけず、まずはポンプが水をくみ上げられる高さという説明から理解しましょう。出典:テラル株式会社FAQ
Q2. 揚程と吐出し量は同じ意味ですか?
同じではありません。揚程曲線は、吐出し量と全揚程との関係を示す曲線と説明されており、二つは区別して扱われます。出典:テラル株式会社FAQ
Q3. この知識だけでポンプを選べますか?
本記事は用語の基本理解を目的としています。具体的な計画・施工判断は、設計図書および使用製品の最新施工要領書で確認してください。
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