結論:受水槽は、水道の配水管からの水をいったん受けてから、建物へ給水するための設備です。
直結給水との違いは、「受水槽を介するか」と考えると整理しやすくなります。
この記事で分かること
- 受水槽式給水の基本的な流れ
- 受水槽を設ける目的
- 直結給水との基本的な違い
受水槽は何のために設ける?
受水槽式給水は、配水管からの水をいったん受水槽に受け、その受水槽から給水する方式です。配水管の水圧は、受水槽より先にはそのまま作用しません。(出典1)

国土交通省の資料では、受水槽式給水には、配水管の水圧が変動しても給水圧・給水量を一定に保持しやすいこと、一時に多量の水使用に対応できること、断水時や災害時の給水確保に役立つこと、建物内の水使用の変動を吸収して配水施設への負荷を軽減することなどの効果が示されています。(出典1)
ただし、これは受水槽式の役割を説明したものです。どの建物にも受水槽が必要だ、と決めつける意味ではありません。
直結給水との違いを一言で整理
直結給水方式は、配水管内の水圧を利用し、受水槽を介さずに住戸などへ直接給水する方式です。(出典2)
- 受水槽式給水:いったん受水槽に受けてから給水する
- 直結給水:受水槽を介さず、配水管の水圧を利用して直接給水する

覚え方
「受ける槽」があるから受水槽式。水をいったん受けるかどうかを、最初に確認しましょう。
方式は何を見て決める?
給水方式は、給水高さ、必要な水量、建物の使用用途、維持管理面を考慮して決定します。(出典1)
施工・設計での注意
受水槽の容量、設置条件、直結給水を採用できる条件は、地域や建物条件で異なります。実際の判断は、設計図書、承認施工図、水道事業者の基準および使用製品の最新施工要領書で確認してください。
自作確認問題
問題:受水槽式給水を説明する文として、最も基本となる内容は何でしょうか。(一次資料)
確認:配水管からの水をいったん受水槽に受け、その受水槽から給水する方式です。2級管工事施工管理技術検定には第一次検定の区分がありますが、今回確認した公式資料の範囲では、受水槽に関する特定の過去問設問は確認できませんでした。(出典3)
よくある質問
Q1. 受水槽があれば、断水時でも必ず水を使えますか?
受水槽式には断水時や災害時の給水確保に役立つ効果があります。ただし、実際にどの程度確保できるかは建物ごとの計画によるため、設計図書などで確認が必要です。(出典1)
Q2. 直結給水と受水槽式のどちらが良いですか?
一方が常に優れているとはいえません。給水高さ、必要な水量、用途、維持管理面を考慮して決めます。地域の水道事業者への確認も大切です。(出典2)
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設備の仕事を学び、現場へつなげる
給水設備は、方式の名前を覚えるだけでなく、「水をどこで受け、どう建物へ届けるか」を考えると理解が深まります。雄誠設備工業は、住宅・マンション・商業施設・公共施設などで配管設備工事を手掛ける仲間を募集しています。資格の学びを現場の仕事につなげたい方は、採用情報もご覧ください。(出典4)










