結論:静圧は、空気が周囲を押す力です。換気扇や送風機では、ダクトや給気口などの抵抗がある系統で、必要な風量を送れるか考えるときの大切な見方になります。
この記事で分かること
- 静圧を短い言葉で説明する方法
- 風量と静圧を対にして読む理由
- 試験問題で用語を落ち着いて整理する手順
静圧は「空気が周囲を押す力」
静圧とは、空気が静止した状態で周囲を押す力のことです。換気扇・送風機の基礎用語として、まずこのイメージを持つと理解しやすくなります。(出典1)
覚え方:静圧は「空気を押す力」。風量は「どれだけの空気を送るか」です。二つを別々に暗記せず、組み合わせて考えましょう。
なぜダクトがあると静圧を見るのか
小さな給気口や長いダクトは、空気の流れの抵抗になります。空気が通る途中に抵抗があるなら、送風機側は風量だけでなく静圧も見て、系統に合うかを考える必要があります。(出典1)
国土交通省の建築設備設計基準でも、送風機の形番は風量及び静圧に基づいて選定すると示されています。また、ダクトの抵抗では直管、分岐、曲り部などの圧力損失を扱います。(出典2)

試験での要点
- 静圧は空気が周囲を押す力
- 給気口やダクトは空気の流れの抵抗になる
- 送風機は風量と静圧を対にして見る
グラフでは何を読み取る?
送風機の特性は、横軸を風量、縦軸を静圧とした曲線グラフで表されます。試験では、軸が何を示すか、風量と静圧を結び付けて考える姿勢を確認しましょう。(出典1)
ただし、個別の機器に必要な静圧や風量、性能曲線の数値は、製品とダクト系統ごとに異なります。実際の選定・施工判断は、設計図書、承認施工図および使用製品の最新施工要領書で確認してください。
過去問で問われた論点と確認問題
令和7年度の2級管工事施工管理技術検定・第一次検定(後期)のNo.2では、全圧・静圧・動圧の関係を問う設問が掲載されています。本記事では計算や正答には踏み込みませんが、三つの用語が関連して問われることを押さえましょう。(出典3)
自作確認問題:ダクトや給気口が空気の流れを妨げるとき、送風機を考えるうえで風量とあわせて確認する圧力は何でしょうか。答えは「静圧」です。(一次資料)
注意:この確認問題は公式問題を転載したものではありません。出題の有無は確認済みの公式問題に基づきますが、今後の出題を予測するものではありません。(一次資料)
よくある質問
Q1. 静圧が大きいほど、必ずよい換気扇ですか?
一概にはいえません。送風機は風量及び静圧に基づいて選定します。対象の系統と必要条件に合うかを、設計図書および使用製品の最新施工要領書で確認してください。(出典2)
Q2. 静圧と風量は同じ意味ですか?
同じではありません。静圧は空気が周囲を押す力、風量は送る空気の量として整理します。送風機の特性では、この二つの関係をグラフで表します。(出典1)
Q3. 試験では計算式まで覚えるべきですか?
公式問題には全圧・静圧・動圧の関係を問う設問があります。まずは用語の意味と関係を公式問題で確認し、学習範囲は受験する年度の案内・教材に沿って決めましょう。(出典3)
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