結論:バーチャート工程表は、作業ごとの横棒から、作業の開始日・終了日、順序、期間を読むための工程表です。
横軸の日付を確認し、棒の左端、右端、長さの順に見ると整理しやすくなります。
この記事で分かること
- 横棒から開始日・終了日・期間を読む順番
- 工程表に進み具合が書かれている場合の注意点
- ネットワーク工程表と混同しないための考え方
バーチャート工程表は横棒で読む
国土交通省の施工管理指針では、バーチャートを、施工ごとの横線で開始・終了の月日を示し、順序と期間を表すものとしています。(出典1)
まずは「作業名の行」と「横軸の日付」を対応させることが基本です。棒の左端が開始、右端が終了を示します。棒が横に続く範囲が、その作業に予定されている期間です。
読む順番は、左端→右端→棒の長さです。
- 左端:作業を始める日
- 右端:作業を終える日
- 棒の長さ:作業期間

一つの例で見方を練習しよう
たとえば、ある作業の行に横棒があり、横軸の「月曜日」の位置から始まり、「金曜日」の位置で終わっているとします。この場合、読み取る答えは「月曜日に開始し、金曜日に終了する予定の作業」です。
次に、別の作業の棒がその後ろから始まっていれば、表の上では先の作業の後に置かれた予定だと読めます。試験では、棒の端を日付の目盛りに合わせて確認する癖をつけましょう。
覚え方:「左で始まり、右で終わり、間が期間」です。作業名だけ先に見て迷ったら、横軸に戻ります。
進み具合は、凡例と表示を確認する
横棒の長さだけで、実際の進み具合をいつでも判断できるわけではありません。予定と実施の表示、進捗率、色分けなどがあるときは、その工程表の凡例を確認して意味を読みます。
注意:工程表の様式によって、実績や進捗の示し方は異なります。表示の意味を推測せず、凡例を確認しましょう。現場で使う工程表の扱いは、設計図書および使用製品の最新施工要領書で確認してください。

ネットワーク工程表とは別の見せ方
ネットワーク工程表は、丸印と矢線を用いて、作業の順序関係や所要日数などを網目状に表す方式です。バーチャートの横棒とは、情報の見せ方が異なります。(出典1)
国土交通省の資料でも、工程管理の方式の例としてネットワーク方式とバーチャート方式が併記されています。ただし、この記載は同資料の適用対象である電気通信設備工事に関するものです。(出典2)
自作の確認問題
問題:バーチャート工程表で、ある作業の横棒の左端と右端から、まず何を読み取りますか。(一次資料)
答え:左端から開始日、右端から終了日を読み取ります。その間の横棒から期間を確認します。JCTCでは2級管工事施工管理技術検定の試験問題を公開しています。工程表の特定の出題実績はここでは扱わず、公式問題を学習の確認先にしましょう。(出典3)
よくある質問
Q1. 横棒が長いほど、進捗率も高いですか?
いいえ、横棒の長さは作業期間を表します。実際の進み具合は、予定・実施の表示や進捗率、凡例が明示されている場合に確認します。
Q2. バーチャートだけでクリティカルパスは分かりますか?
この記事では扱いません。バーチャートと、丸印・矢線で表すネットワーク工程表は別の方式として区別して覚えましょう。
Q3. 現場の工程表を見るときに最初に確認することは?
作業名、横軸の日付、凡例を確認します。施工の判断が必要な内容は、設計図書・承認施工図・使用製品の最新施工要領書で確認してください。
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学びを現場で生かしたい方へ
工程を読み、周囲と予定を共有する力は、設備工事の現場でも大切です。雄誠設備工業は、給排水設備工事・空調設備・配管施工等に携わる仲間を募集しています。募集条件や業務内容の最新情報は、公式の採用案内で確認してください。(出典4)










