結論:ファンコイルユニット(FCU)は、送風機で室内の空気をコイルへ通し、コイルに供給される冷水または温水を介して、室内側の温度調整に使う機器です。
この記事で分かること
- FCUをつくる主な部品
- 空気と水が温度調整に関わる流れ
- 試験勉強で混同しないための整理
ファンコイルユニットとは
ファンコイルユニットは、英語の頭文字からFCUとも呼ばれます。まずは、「室内の温度調整を担う機器」と捉えると理解しやすくなります。新晃工業は、FCUを主に室内側の温度調整用として使用するものと説明しています。(出典1)
ここでいうコイルは、熱をやり取りするための熱交換器です。空気を直接冷やしたり温めたりするのではなく、コイルに流れる水を介して空気の温度調整につなげる、という関係を押さえましょう。(出典1)
試験対策の要点
- FCUは主に室内側の温度調整用
- 空気をコイルへ通すのは送風機
- コイルには冷水または温水が供給される

FCUの中で何が働くのか
メーカー公式資料では、FCUの一般的な構成として、熱交換器(コイル)、ファンモータユニット、エアーフィルタが挙げられています。部品名だけを暗記するより、それぞれの役割を流れで結び付けるのが効果的です。(出典1)
- エアーフィルタ:空気が通る前段にある部品として整理します。
- ファンモータユニット:空気を動かし、コイルへ通します。
- 熱交換器(コイル):供給される冷水または温水と空気の間の熱のやり取りに関わります。
新晃工業の説明では、2管式FCUは熱交換用コイルを備え、必要に応じて冷水と温水を切り替えて供給し、温調するタイプです。この記事では配管方式の細部には進まず、「コイルに水を供給して温度調整に使う」という基本だけを確認します。(出典1)
空調の仕組みとして覚える
FCUの働きは、次の順で読むと整理できます。室内の空気が動き、コイルを通る水との熱のやり取りを介して、室内側の温度調整につながります。
- 送風機が室内の空気を動かす
- 空気が熱交換器(コイル)を通る
- コイルへ供給される冷水または温水を介して温度調整に使う
覚え方:「ファンで空気、コイルで水と熱交換、室内の温度調整」と一続きで覚えましょう。機器名を見たら、ファンだけでなくコイルと水の関係まで思い出すことが大切です。

配管という視点での注意
ダイキン工業の用語集では、FCUには冷温水配管とドレン配管が接続されると説明されています。ただし、配管径、勾配、支持方法、接続方法などはここから決められません。(出典2)
注意:実際の施工や確認では、設計図書、承認施工図および使用製品の最新施工要領書で確認してください。型式や現場条件によって、確認すべき内容は異なります。
自作の確認問題
JCTCの公式案内では、2級管工事施工管理技術検定に第一次検定の区分があることを確認できます。(出典3)FCUの特定の過去問・問題番号は確認できていないため、次は過去問の再現ではなく、理解を確かめるための自作問題です。
確認問題
FCUの役割を説明するとき、送風機・コイル・冷水または温水をどの順番で結び付けますか。
確認の考え方:送風機が空気をコイルへ通し、コイルに供給される冷水または温水を介して、室内側の温度調整に使う、と説明できれば基本を押さえられています。
よくある質問
Q1. FCUは何をする機器ですか?
主に室内側の温度調整に使う機器です。送風機、コイル、冷水または温水の関係で覚えましょう。(出典1)
Q2. コイルは何のためにありますか?
FCUでは熱交換器として扱われる部品です。コイルへ供給される冷水または温水と、通過する空気の熱のやり取りに関わります。(出典1)
Q3. 配管工事の条件もこの知識だけで判断できますか?
できません。FCUへの冷温水配管・ドレン配管という一般的な接続の説明と、実際の施工条件は分けて考え、設計図書および使用製品の最新施工要領書で確認してください。(出典2)
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